STAD言語障害スクリーニング スクリーニングに苦慮するすべての言語聴覚士へ

あなたの力で日本に信頼できるスクリーニングを!

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「スクリーニングは学校や施設によってもバラバラで、何が良いのかも分かりません・・・」

本邦における言語障害スクリーニングは、各教科書から「切り貼り」されたり、各言語聴覚士によって「独自」に作られたものが多く使われています。しかし、信頼性と妥当性が充分ではないスクリーニングを用いる事は、多くの言語聴覚士が不安を抱える要因のひとつになっています。

言語障害スクリーニングのエビデンス

スクリーニングによる評価は、簡易に短時間で、患者負担少なく症状を把握する上で役に立ちます。とりわけ、耐久性が不十分な患者、ラポール形成が重要となるインテーク面接において、ベッドサイドなどの環境下でも行えるツールとして有効と考えられています 。また、国際失語連合(Aphasia United)によると ”患者はコミュニケーション障害のスクリーニングを受けるべきである” Level Cのエビデンスを有しており 、国際的にも高い関心が持たれています。

言語障害スクリーニングテスト(STAD)

申し遅れましたが、私は言語聴覚士16年目になります、荒木謙太郎と申します。千葉大学大学院において言語障害スクリーニングテスト(以下、STAD)の研究・開発を行っています。STADは過去の検討から一定の信頼性・妥当性を有することが明らかとなっており、Webを通して951名(2017年12月16日現在)の言語聴覚士に配布、ユーザーからは「STADの結果も信用でき、そのあとの取り組みが良くなったと思います。」(言語聴覚士 KS様 岐阜)など多くの声が寄せられています。他に標準的なスクリーニングが存在しない本邦において徐々に広がりつつあり、STADは未来の言語聴覚療法に貢献できるものと確信しています。

STADの問題点

ただし、STADにも大きな課題が残されています。STADが今後より多くの言語聴覚士、多くの患者に役立つために、これの「標準化試験」を遂行することが急務となっています。具体的には、基準関連妥当性試験、つまり、他の標準化された検査とSTADを比較する試験です。これを完了するためには多施設間による大規模な診療データを集めることが必須となりますが、私ひとりの力では「サンプルサイズの圧倒的な不足」が弱みとなっており、これをなんとかしたいのです。

つきましては、皆様のご協力、とりわけ、STチームのリーダー的立場で勤務される言語聴覚士のご協力を賜れますと幸いです。日頃の臨床の範囲内でのご協力で構いません。どうか、私にお力を貸して頂けないでしょうか?試験の詳細について試料を送りますので、以下からご連絡を頂けますと幸いです。

試験参加の登録

STADを役に立つものにすること、多くの患者に役立てることが、私の使命と考えています。もちろん、ご無理のない範囲で大丈夫です。ご協力の程、何卒お願い申し上げます。

もしご協力頂けるなら、STADホームページ「お問い合わせ」より、

■ 氏名:

■ 都道府県:

■ 所属:

■ 電話番号:

■ 施行人数の見込み:

を含めて、ご連絡お願い致します。登録の〆切は2月中旬です。

「私が荒木の研究に付き合うメリットがありません。」

おっしゃる通りでございます。私が依頼する立場は弱く、これまで何度も上記の指摘を受けてきました。正直に申します。STADの最大の弱点は、私の力不足です。私はまだ博士過程の学生に過ぎません。例えば、学術団体、協会のような権威もありません。だからこそ、私には現場の臨床家のちからを必要としています。現場から、広げていきたいのです。

 これまでの私の経験上、STADが飛躍的に成長するタイミングは共通点があります。それは、私以外のどなたかの協力を得られた時です。これは「必ず」といって過言ではありません。前回行った健常ノルム試験では、現場の言語聴覚士らのご協力により222名もの多くの試料を集めることができました。海外のスクリーニングと比べても、またSLTAやWABなど本邦で標準化されたテストと比べても、決してひけをとらないサイズとなりました。皆様のSTADへのご協力が大きなうねりとなるように、今回の試験を完了させること、STAD標準化を必ず成功させることに向けて、力強い手応えを得ています。

試験参加への御礼

STAD研究にご協力頂くことで、なにか金銭的なものをお渡しすることはできません。しかし、ご協力頂ける方には

  • 最新のSTADを供致します(有料で購入されている方もいらっしゃいますので、他に口外されぬようお願い致します)

その他、

など、私が持ち得る限りの知識をお伝えします。

 

ただし、有料で販売しているもの、まだ一般には公開していないものばかりです。いずれも守秘義務の徹底をお願いいたします。

お手続き

協力者に行って頂きたいことは、私から研究の要点を受け取っていただき

1:STADと、WABの一部、あるいはAMSD施行

2:エクセル入力

3:エクセルデータを送信

以上です。試験期間は2月頃~5月の4ヶ月間を予定しています。STチーム全体で100例以上資料を提供頂ける方には優遇いたしますし、できれば10例以上でお願いいたします。

前回パイロットスタディー参加者の声

先生方の負担は予想より遥かに少ないです。以下、前回協力者の声です↓↓↓

  • MY様【佐賀】
  • Q1:先生への負担はいかがでしたか?
  • 通常よりAMSDは行っていますので予定通り実施できていればに特に負担はなかったと思います。
  • AM様【熊本】
  • Q1:先生への負担はいかがでしたか?
  • WABの復習が必要になった程度で、臨床への影響は特にありませんでした。

試験参加の登録

楽しんで参加頂けるような企画、そして「試験に協力したら、臨床の引き出しが増えて良かった」と感じて頂けるような企画となることを理想にし、研究プロトコルを作成しております。

もしご協力頂けるなら、STADホームページ「お問い合わせ」より、

■ 氏名:

■ 都道府県:

■ 所属:

■ 電話番号(所属):

■ 施行人数の見込み:

を含めてご連絡願います。登録の〆切は2月中旬です。

最後に、

STADが標準化されることでのスケールメリット、セラピストや施設間連絡での情報共有など、言語聴覚士の臨床と患者に生じる利益は計り知れないです。本邦においてスタンダートとなるスクリーニングがいま臨床的に求められています。

「荒木にそんなことできる訳ない」と思われる方も大勢いらっしゃると思います。しかし、私は本気で進めていきます。それが、開発者の責任であり、使命であると考えているからです。もし先生にも共感して頂けるなら、ご協力(もちろん仕事の負担にならない範囲で全く問題ないです)を何卒お願い申し上げます。「手を貸してもいいよ」とか、どんな些細なことでも結構です。先生からのご連絡を、心よりお待ちしております。

2017年12月26日

千葉大学大学院医学薬学府

認知行動生理学(D3)

 

言語聴覚士 荒木謙太郎

【引用文献・主な研究実績】

  1. Salter K, et al. Identification of aphasia post stroke: a review of screening assessment tools.Brain Inj. 2006 Jun;20(6):559-68.
  2. 吉野眞理子.失語のベスト・プラクティス提言:国際失語連合からの報告.日本高次脳機能障害学会、2016,36巻2号,p191
  3. 荒木謙太郎、宇野園子、藤谷順子、伏見貴夫:脳損傷急性期における言語障害スクリーニングテストの開発.言語聴覚研究6巻1号:p3-11、2009年
  4. Kentaro Araki, Daisuke Matsuzawa, Junko Fujitani, Eiji Shimizu: Development of the Screening Test for Aphasia & Dysarthria.  ASHA convention: Nov 2014, Florida
  5. 荒木謙太郎、松澤大輔、石井大介、清水栄治:言語障害スクリーニングテスト(STAD)の開発.第21回脳機能とリハビリテーション研究会:2014年4月、千葉
  6. Kentaro Araki, Daisuke Matsuzawa, Machiko Kozono, Eiji Shimizu: A pilot study for standardizing the Screening Test for Aphasia and Dysarthria(STAD).  APCSLH: Sep 2017, Narita

荒木氏インタビュー絶賛掲載中

荒木謙太郎氏インタビュー

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主な履歴

2016年6月

STADセミナー全国開催

 東京:6月26日

 被災地支援セミナー

 熊本:6月19日

 大阪:6月12日

 

2016年3月27日

STADセミナーⅡ(東京)開催

 

2016年2月21日

STADセミナー開催

東京国際フォーラム

 

2016年10月25日

STADセミナー開催

 

2015年8月8日

第18回認知神経心理研究会発表「A study of the ScreeningTest for Aphasia and Dysarthria(STAD)

 

2015年6月7日

母校のニュースレター執筆

「未来の言語聴覚士へ」

 

2015年4月30日

招待講演:第22回脳機能とリハビリテーション研究会「標準失語症検査(SLTA)の基礎と実践」

 

2015年3月25日

千葉大学大学院(修士課程)卒業

 

2014年11月22日

 

ASHA学会(フロリダ)発表

ASHA学会発表

2014年8月24日

第17回認知神経心理研究会発表(岡山)

 

2014年4月20日

第21回脳機能とリハビリテーション研究会学術集会「優秀発表賞受賞」

 

2013年3月10日

STADホームページ開設