失語 構音障害 高次脳機能障害 のスクリーニング
STADの品質は、以下の信頼性・妥当性試験によって裏付けられています。
製品概要
STADは「言語検査」「構音検査」「非言語検査」の3領域から構成されます。各々「失語症」「構音障害」「その他の高次脳機能障害」の評価を簡易に行うことを目的としています。各検査は、言語聴覚士が初診時に行うべき障害について評価します。
■ 仕様諸元
所要時間|平均9分48秒(4‐15分)
信頼性 |内的整合性(クロンバックα)
言語検査 0.90、構音検査 0.78、非言語検査
0.68
使用物品|歯ブラシ・体温計・検査用紙
(体温計は別途でご購入下さい。個人的には、嚥下障害の診療にの際にも便利ですので、常にポケットに入れて携帯しています。)
妥当性|カットオフ・感度・特異度 (Twitter参照)
#STAD 言語/構音/非言語検査は14点/6点/5点以下で異常が疑われます。カットオフを下回るからです。
— 荒木謙太郎 (ST, Ph.D) (@stad_developer) February 16, 2022
図は、全国20施設の障害群(失語92、構音障害154、高次脳179例)と健常222例の検証結果。その感度と特異度は、MMSEやHDS-Rと遜色ありません。
✅STADカットオフで障害あり・なしを推定できます。 pic.twitter.com/zR2nIQWOml
■ STADの展望
今後も標準化に向けて、学会や、論文に示していきます。そしてそれらの過程は、本サイトにも順次アップロードします。また、「STAD最新情報」や「初診のお役立ち情報」についてTwitterで提供しますので、継続的にご確認下さい。
■ ご注意事項・免責事項
- STADは障害の診断を確定するものではございません。
- 点数には反映されない質的な観察も必要になります。
- 特に「言語検査」「非言語検査」は重度の患者様向けに作成しております。偽陰性(実際は障害があるのに、検査上障害無しと判定される)が生じやすいのでご注意ください。
STAD開発者代表 荒木謙太郎